マーダちゃん
ケセランパサラン
いきなり「キモッ!」・・・から始まるのはマーダちゃん、凄く対比が面白い近年マレに見る逸品だと思います。ちっぱいなロリっ娘がえげつない所業を働いている姿はインパクト絶大で、キモいんだけどスルー出来ないオーラを放ってます。そのアングラさ加減が「ザ・GK!」然としてて、ヤラれた感満載なこのキットの存在を後で知った時には地団駄踏んで悔しがったもんです(・・・後日入手できたんですけどネ。)
マーダちゃんは「モノトーン」および「ペールカラー」と「血の赤」で構成されているのが規定色なんですが、ソレだけだとなんか寂しいと思ったので配色を一部変更してビビットトーンを自作ベース周りに使ってみました。勝手に「キチガイ配色」と呼んでいる「グリーン・紫」の組み合わせを使ったロゴを、アンティークな雰囲気を醸しながらも不気味な感じのする「黒・黄」の市松模様のベースの上に置く事で、色でも対比を演出できたのではないかと思うんですが如何でしょうか?

因みにベース部のチェック柄はパースをつけてコミカルにする事で「無邪気な邪気」(ってよう判らんですが^^;)を狙ってみました・・・が、画像ではあんまり判らないかもですね。
・・・え、えろい^^;。
「妖精然とした少女とオッサンの生首」、「モノトーンのシックなコスチュームと鮮烈な血の赤」っていう相容れなさそうな要素を「メイドの給仕」というテーマで一つに括っているセンスは抜群!「美と狂気」「破壊とエロティシズム」なんて対比も内包しており、このフィギュア1体でいろんな想像を掻き立てられます。凄いですよね?何かが降りてきたとしか思えないこんな造形物は滅多にお目に懸かれないんじゃないかと。こういうのを「蟲惑的」と言うんだろーなぁと思いました。
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