Caracolilla
Abner Marin
クリーチャーと言うか宇宙人?スターウォーズを連想させるキャラクターだと思ったんで、おのずと配色参考はソッチ系で決まりました。「この配色ならイケるハズ」と踏んだのが同シリーズの「ダースタロン」。 ただ巻貝部分は真っ黒にしちゃうと折角のモールドを殺しちゃうので「黒っぽい部分が有る」程度に抑えましたヨ。実は次点候補も有りまして、その配色もかなりキャッチーなんですが「何時か使っちゃろ・・・」と思ってるのでヒミツ〜(笑)。
肌に関してはプレデター的な豹紋を入れようと最初から思ってて、しかしフィメール系なんで抑え気味にしてあります。しかし今思えばもう一押し、例えば「鯨面(ケルティック模様)」にしても面白かったかもしれませんネ。まぁ最後そんな余力は残ってませんでしたが・・・。
あとマツゲは100均の付け睫を切り詰めて使いましたヨ。目が開いてればその必要は無かったんですが、閉じてる場合は流石に塗装では無理。ぶっちゃけ耐久性に問題があるので出来ればやりたくなかったんですが仕方ないって事で。
こういうモデルにペデスタルは必須、コレは昔から決まってる様式なので採用、ちょっとアカデミックな雰囲気漂う感じにしたかったんで建築資材でよく採用される「トラバーチン」的な模様に。
因みに本来のトラバーチンは石灰岩などの多孔構造の建材なんですが、どこかのメーカーが異素材で擬似的に作ったソレを建築現場では「虫食い」と呼んで使ってました。なので自分なんかはそっちの方が馴染み深く、本来の多孔模様では無くまんま「虫食い」的模様の事をこう呼んでます(お間違いの無いように)。
巻貝部分の塗装はマジ死にそうになります。ですがこのキットの見せ場なのでやる価値が有り、またココをキッチリ抑えるか否かで完成度が大きく変わってくる箇所だと思うんですね。なので同じキットを塗ろうと思っている人は手を抜かずに緻密に書き込む事をオススメします。

ところで自分は撮影がド下手くそなんで申し訳け無いんですが、コレの納品先のJOKERさんが美麗画像を上げていますヨ。現物に近い画像が拝めますのでソチラも併せてご覧頂ければと。なお氏のところには他にも当完成品を何体か納品してまいますし、ガチコレクターなので他にも面白い画像満載。また自分でもプロップ的ガジェットを製作される方なのでオススメです。

JOKERツィッター

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