WOLF(Shift nobb)
JIMMY FLINTSTONE
米ワンダーフェスト会場でひときわゴチャゴチャと展示物を並べているのがジミーフリントストーン。・・・と言うか、中には「転がってる」って表現の方が正しいモノも(笑)。

見た感じ「思いついたモノを手当たり次第に作りました」的造形物が面白いディーラーさんです。
恐らく相当「手が早い」だろうと感じられるソレらの造形物は、しかし決して下手と言う事では無く 中には「おおっ!」と唸るものも有る(仕上げが粗いケド^^;。)

このウルフはそんな中でも特に省時間で作られたであろう「シフトノブ・シリーズ」の一品。
シフトノブってのはマニュアル車のチェンジ・レバーの先についている握りの事、つまりコレって「カー用品」の部類なんですな。

このシフトノブのシリーズは「やっつけ過ぎやろ〜」と笑ってしまうものから「こっ、これは欲しい!」と触手が動いてしまう出来のモノまでがとにかく渾然となって販売されてます。どこに掘り出しモノが有るか判らので、よって目が離せません。売り方も成型に使ったレジンの量に比例するという「量り売り」というお気楽さがGKらしからぬ感じで面白いんです。ほんでとにかく安いんですよネ〜♪

そんなジミーさんの一連のGKは怪物屋が渡米後とかに一気に入荷します。またまとめて発注することも有り、年に1回くらいは豊富な在庫の中から選ぶことができるんですな。

1万円で3〜5個くらい買えたりするんで、アレもコレもと気兼ねなく物欲を満喫でき気楽に楽しめますネ。そんなシフトノブの中から自分なりに選別して買ったこのウルフ、いたくお客さんが気に入り完成品を依頼してくれました。もとよりジミーさんの造形は非常にGKらしくて好きなので趣味で作るつもりで買いこんでたワケです。
しかしお金をもらって塗れるならその方が有りがたい♪ そしてそんなキットを「完成品にしてくれ!」と依頼してくるお客さんのセンスに乾杯です! だってキットは安くても完成品に仕立てる料金は安くはないので。このキットにそのお金を掛けるという意気が非常に嬉しかったんですね。
造作部分はスカーフから下全部。もともと「シフト・ノブ」として作られているモノなので単に塗っても「飾って眺める」って風にはなりません。それなりの加工を施す事で「ヘッドモデル」として展示できるモノになるわけです。そういう作業は得意分野なので終始やってて面白かったですヨ。更にお客さんも気に入ってくれたし懐もあったまる。最高ですね♪

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