狂戦士
HEAD LONG
エイリアンでもそんなんだけどこういった暗い色がメイン色の撮影は難しいです。「背景を明るくすりゃ良いぢゃん!とも思うんですが、それだと雰囲気出ないと思うし・・・。カメラの事が判っていたら背景が黒でも被写体を引き立てる撮り方なんてのがあるんだろうと思いつつ、反して自分はカメラの事を全く判ってないって事でご容赦ください。そしてソコに専念する気も毛頭無いという・・・(^^ゞ 詳細が解りづらくてごめんなさ〜い。
血糊って実は苦手です。可能な限り「血まみれにはしたくない派」(ってどんなだよ)なんですが、今回はそういうわけにも行かず、過去最大の血糊作例となりました。一見「艶あり」に見えますが、甲冑自体はマットで仕上げてあります。つまり血糊でグロスっぽく見えているって事ですね。だから肉眼だと所々マットな部分も点在してるので表情は豊かですよ。
「ドワーフが作った伸縮自在な甲冑」って事なので、金属表現はリベットのみにしました。「なんかよう判らん」って素材の方が面白いと思ったので、同じくよう判らん素材感のエイリアンみたく塗装しました。但し同じ縞々でも今回は「タテ縞」です!しかもその線の全てが「筆描き」という気が遠くなるような作業でしたが。下地段階で結構なテクスチャーを入れてありますからソノ工程を生かす為には線の筆描きしか無かったんですよね。大体キットのモールド自体がそんなモールドなので製作者の意向もその辺に有るのだろうと。(後日聞いてみたら、んな事は覚えてないって話でしたが。笑)
それだけ頑張った甲冑塗装を血糊がぶち壊してしまうかもしれないって、ある種恐怖に似た感情もありました。しかし本作例に於いては避けて通れない道と観念して作業を進める事に。ただ実際にやりだすとコレもまたトランス状態に陥ることが判りました。面白いんですよ(笑)。リカバー出来るように血糊も筆書きメインと言うビビリ具合でしたが、結局リカバーの必要も無く最後まで行きましたネ。「終わりよければ・・・」では無いですが、血糊を施す前と後では迫力が違います。因みに岩ベースにまで血が滴り落ちているってところがアピールポイント♪(ってソコかい!)
・・・もう当分やりたくないです。
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