ここでは、「仮面ライダー」という番組が完成するまでの生い立ちを解説していきます。 「マスクマンK」にはじまり、「仮面ライダー」に至るまでを順を追って説明します。
クロスファイアー 基本ラインは、仮面天使と変わらない。十年前カルフォルニア大学で緑川教授と大発明を成し遂げた「本郷猛」は、ある日30万ボルトの電圧に感電するが、緑川氏の捨て身の行動で一命を取り留める。しかし悪人クロード黒原の証言で、殺人者として追われる運命に。このクロード黒原こそ、氏の発明を入手し世界制覇を企む「ショッカー」の一員であった。しかし、猛は氏の娘「緑川ルリ子」に殺人者と思われているため、彼女の危機を救う際、マスクを装着することを余儀なくされた。ここで初めて主人公のキャストが「近藤正臣氏」に決定する!
マスクライダーX(クロスファイアー) これは、クロスファイアーの検討用台本で、前記した「怪奇蜘蛛男」の内容がより細かく検討された内容となっており、主人公「本郷猛」(クロスファイアー)という設定は崩れておらず、特訓による能力アップ描写 や、彼の職業が「謎のプロボーラー、ミスターX」である、とかいう設定が追加されている。
仮面ライダー スカルマン だんだん近くなってきました。1971年東映が更にあげた企画がコレである!石森氏が強く希望したもので、「週間少年マガジン第3号」に巻頭カラー100頁で書き起こしたオリジキャラだったそうだ。スカルマンとは、その異型から分かるとおり「頭蓋骨男」である。その意味は、人の存在が意識を持つ脳であり、それを覆う頭蓋骨が真実の人の姿を象徴する???ということだそうだ。設定は、殆どライダーと同じ!ショッカーに改造されて、悪と戦うバイク乗りの大学研究員生。バイクも変形するし、風力で変身します。
仮面ライダー ホッパーキング じゃ〜ん!見覚えのある絵になりました。仮面 ライダーという設定はスカルマンから崩れていません。企画が進むにつれ、いろんなデザインがあがりました。当時石森氏が描いた膨大なデザインの中から、5歳になる子息が選んだのが「バッタ男」だったそうで・・・。放送局サイドは猛反対!だったようですが、制作サイドの熱意に負けてこれを決定稿としました。一方、少年マガジン(はじめは「少年ぼくら」)での連載が1970年暮れよりスタートし、1971年1月の毎日放送製作会議での承諾も終わり、晴れて同年4月3日「仮面 ライダー」はスタートしました。